[デザイン解説] 黒川紀章の代表作であり、メタボリズム建築の象徴、 みんなに愛されてきた銀座の「カプセルタワー」が竣工から50年の節目となる2022年、ついに解体へ。
さようならカプセルタワー…
「中銀カプセルタワービル 老朽化で解体へ」 2022年4月12日、建築家・黒川紀章(1934〜2007年)の代表作で、日本発の建築運動「メタボリズム」を象徴する「中銀カプセルタワービル」(東京都中央区)の解体工事が始まった。 メタボリズムは、1959年に黒川紀章や菊竹清訓ら日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動。 新陳代謝(メタボリズム)からグループの名をとり、社会の変化や人口の成長に合わせて有機的に成長する都市や建築を提案した。
同ビルは1972年完成の分譲マンション。計140個の住居用カプセルを取り外し交換できる設計だったが、一度も交換されることはなく、老朽化が進んでいた。解体は年内に終える予定。 カプセルの一部について、美術館への寄贈や宿泊施設としての再利用などが検討されている。
カラー:黒,杢グレー
素材:黒…綿100%
杢グレー…綿 80%・ポリエステル20%
サイズ:110,130,150〜XL
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