［デザイン解説］
工藤会トップに死刑判決が出たというニュースを見ていて、ふと頭に浮かんだ「メメント・モリ（死を想え）」という言葉をデザイン。
工藤会（520人）は福岡・北九州の組織。
僕が生まれ育った福岡・久留米は、その工藤会と友好関係にある同仁会（760人）の街です。
小学生の頃、近所のスーパーに拳銃が撃ち込まれ、その跡を見てこれが銃痕かぁとしげしげと見つめたことを覚えています。
同級生にはヤクザの息子もいたし、そこかしこに同仁会や山口組の事務所があったし、そんなヤクザの街で嫌な思いをたくさんして育ちました。
今回の件に限らず僕が暴力に反対する作品を作り続ける理由は、警察官だった祖父ゆずりの「正義感」のせいかもしれないなぁと思う今日このごろです。
話しを戻しますが、本件は死刑判決の翌日に控訴になりました。この裁判の行方にこれからも注目していきたいと思います。
「工藤会トップに死刑判決」
2021年8月24日、福岡地裁は、特定危険指定暴力団・工藤会（北九州市）のトップ 野村悟被告（74）に死刑判決を言い渡した。
野村被告は北九州元漁協組合長射殺事件など「市民襲撃４事件」の首謀者とされ、殺人や組織犯罪処罰法違反（組織的殺人未遂）の罪に問われていた。
判決では野村被告を首謀者と認定し、指定暴力団のトップに初めて死刑を言い渡した。
物的証拠が少ない中で死刑判決が下されるのは極めて異例で「相当踏み込んだ判決」と言える。
野村被告は死刑判決を言い渡された後、福岡地裁の裁判長に「生涯、このこと後悔するよ」などと脅しともとれる発言を残し、翌25日、判決を不服として控訴した。
カラー：白,杢グレー,黒
素材：白,黒…綿100％
杢グレー…綿 80％・ポリエステル20％
サイズ：110,130,150〜XL
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